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プアマンズPP3/250

PP3/250はPX4系古典球の中でも人気が高く価格は高騰の一途です。
ステレオ+スペアで4本調達なんて貧乏コレクターには不可能といって良いでしょう。
そこで、せめて静特性だけでもPP3/250と瓜二つの球が無いものかと探索を始めました。
純三極管は既に探索され尽くして見つかる可能性は殆どありませんから多極管の三極管接続で探索するのが良さそうです。
探索すること1週間、見つけましたよ!
取り敢えずPP3/250の規格をおさらいしておきましょう。

PP3_250_Data.jpg

PP3_250_EpIp.jpg

完璧に同じ静特性の球を見つけることは不可能でしょうから±10%程度の誤差で満足するとします。
主にGT管タイプの球を中心に勘を頼りに探索した結果見つけたのがこれです。

6AR6_EpIp.jpg

みなさんご存知の6AR6です。
三極管接続の特性を比べるとビックリするくらい似ています。
自己バイアス動作であれば全く同じ定数で大丈夫でしょう。

三定数の比較
PP3/250
 Gm 6.5mA/V  μ 6.5  rp 1000Ω
6AR6
 Gm 6mA/V  μ 6  rp 1000Ω

動作の比較
PP3/250
 Ep 250V  Eg -30V  Ip 42mA
 Ep 300V  Eg -37V  Ip 48mA
6AR6
 Ep 250V  Eg -28.5V  Ip 42mA
 Ep 300V  Eg -37V  Ip 48mA

0バイアス時の内部抵抗は6AR6が少々高いが6AR6の特性のバラつきを利用して内部抵抗が低めの6AR6を選別すればかなり肉薄するでしょう。

私の探索の旅もこれで終わりと思いきや続編があります。
なんともう1本見つけてしまいました。
しかもMT管です。
続編は現物の実測比較が終わりましたら・・・・・・
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非公開コメント

思わずニヤッとしてしまいます

梅天神 様
目的の球が見つかったときは思わずニヤッとしてしまします。
近代管の三極管接続は直線性では古典三極管に劣りますが有利な点もあるので使い方次第では古典管以上の成果が得られる場合があります。
機会を見て球球流発掘術でも書いてみようかな。

驚きです

6AR6が類似する特性を持つとは驚きです。イメージとしては対極的な位置付けの真空管と思っておりましたので。
次のMT管も楽しみです。

貧乏人には最適です

無料のデータベースから面白そうな球を探すのにはお金がかかりませんから貧乏人には最適な楽しみ方です。
これからもドンドン発掘しますよ!

お晩でーす。

球球様の記事は楽しいですネ!。。。(o^^o)
データシートの新しいお楽しみ方ですね、データシートの違う楽しみ方を教えて頂きました。。。o(^_^)o
明日からTDSLのお楽しみが増えました、ありがとうございます。。m(_ _)m
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